生涯にわたって、ピアノを楽しめるように

こちらは、Kちゃんの、
バッハが弾いた、アルテンブルク城教会にある、パイプオルガン
の絵です。

バッハに親しめるようにと、レッスンでは毎月、ある仕掛けをしています。

生徒さん、生き生きとした表情で、答えてくれます。

その私の、手間暇かけた準備の甲斐あってか(^_^;)、「バッハが弾きたい」という生徒さん。

「練習やりなさい！」と場合によっては、言うことも必要ですが、頭ごなしに叱ってばかりでは、短期的な効果は得られるかもしれませんが、生徒さん自らの「練習したい」気持ちを潰してしまいます。

私は、短期治療ではなく、長い目を見て、「練習したい、ピアノを弾きたい」という気持ちの根本治療を目指しています。

毎月の仕掛けにより、その効果が、表れて、私としても、嬉しいです！！！

ロシアピアニズムにおいても、短期治療ではなく、根本治療と言えます。

指が、いづれ、動かなくて弾けなくなる…ということにはならないからです。

指を鍛えて、指の練習というのも、必要ないのに、練習が必要ですけれど、次第に速いテンポで弾けるようになっていきます。

「年齢を重ねると、指が動かなくて弾けなくなって…」と、みなさんが思うこと。
私自身も、不器用なので、そのように思っていましたが、その真逆で、ロシアピアニズムを勉強すればするほど、年齢なんて関係なく、とても弾きやすくなっていってきます。

ありとあらゆることでも、短期集中では、短期的な効果は得られるものの、
いつかは、後悔する時期がやって来ます。

その曲だけ、発表会やコンクールのために練習して、いざ終わったら何も弾けない…のように。

私の方は、準備に時間もかかりますし、大変なんですけれど、手間暇かけた分、作曲家で、楽しく取り組み、技術面でも、長期的な視野を含めて…２つのことを同時進行で、心掛けています。

趣味でも、生涯にわたって、ピアノが楽しめるように、心の支えとなることができるようには、長い目で、根本的に、ゆったり構えつつもしっかり…が大切だと思います。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

今日も、遊びに来てくださいまして、ありがとうございます。