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生徒さんからの贈りもの

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生徒さんからの贈りもの

いろんな所でのレッスンの中、生徒さんと交わす会話の中で、嬉しい一言をいただいたりすることがあります。その時は、自分のあり方を見つめ直したり、感動して涙が出そうになることもあり、「生徒さんのためにがんばろう!」という励みになっています。

そんな日々の生徒さんとのコミュニケーションの一部を紹介させて頂きます。

女の子♪いつも通り、レッスンが終わり、私が次のレッスンの準備をしていると、息を切らしながらレッスン室にとんで帰ってきたYちゃん。

何かと思ったら、「先生、年賀状の住所教えてください!!!」と…。

とても嬉しかったです。冬休み中でも、私のことを想ってくれて、一生懸命書いてくれた年賀状でした。きっと、お母さん、お父さんと一緒になって、いろんなお話をしながら書いてくれたのでしょうね。

Yちゃんのご家族の皆様から、いつもレッスンに対して理解をしてくださっているんだ、と感謝の気持ちでいっぱいになりました。

男の子♪4月になり、ピアノを習い始めてもうすぐ1年が経とうとしていたK君。

レッスンノートを見ていると、お母様からのご連絡が書いてありました。既に遠くの学区へ引っ越しをされ、遠方より、レッスンに通って来てくださっているとのこと…。

引っ越しをされたのなら、K君とは、お別れなんだ…と思いながら読み進めていくと、K君は、「あみ先生がいい!」と言って、今後も遠方よりレッスンに通ってくださると書いてありました。

そのご連絡を読んだときは、涙が出そうでした。

その頃は、先週、礼儀について少し厳しい事を言ってしまったなと、少し不安でありましたが、素直に聞いて実践してくれたので、安心していたときでした。

レッスンで頭を悩ませるときもありましたが、これからもK君が未来を建設していく大人になるために、私が大人として言わなければいけないことは、きちんと伝えて接していこう、レッスンについての研究もがんばろう、と胸が熱くなりました。

女の子♪いつもおしゃべりが大好きなHちゃん。

今週は、どんな出来事があったか、学校でのお話など、いっぱい話してくれます。

お話もしたいけれど、レッスンも大事。

レッスンが終わってから、Hちゃんがぽつり一言…。

「月曜日も火曜日も、レッスン終わったあとも、先生に会いたいなっていつも思うの」「だって、いっぱい先生とお話できるもん」

とても名残惜しそうな寂しい表情のHちゃんを見て、私の目には、今にも涙があふれそうでした。

Hちゃんの人生の少しの期間でも、ピアノを通して携わるレッスンの仕事。 まだHちゃんは、習い始めだけれど、一人の人間として、その子と向き合い、一緒に成長していきたい、と思った瞬間でした。

☆☆☆☆☆こうして、生徒のみなさんと一緒にお話をしていると、私の元気の源は、みなさんがいてくれるからこそ、あるものだと思いました。これからも、もっともっと、ピアノについて勉強して、一人の人間としても、毎日を精一杯吸収し、生徒さんの心に寄り添い、一緒になって成長していきたいと思います。☆☆☆☆☆

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